コールサイン基本的情報


日本の放送局には「JO」から始まるコールサインが割り当てられる。はJAPANのJであるが、
は『明朗な音が放送の将来にふさわしい』といった程度の理由であったと言われている。
■中波放送局・ラテ兼営局[民間放送]
中波単営局、ラテ兼営局の親局には、JO□RJO□Fが割り当てられる。

例外:HBC室蘭放送局(QF)、NBC佐世保放送局(MF)は、親局並のコールサインが
割り当てられています。(NBC佐世保は、元ラジオ佐世保であった事から納得できる)

中波の支局には、JO□EJO□OJO□NJO□LJO□MJO□SJO□W
割り当てられる。

例外:STV網走放送局は、JOVXとなっている。これは、STVがテレビ先行開局であり、
他の支局より後に開局した為、ラテ共通コールサインになった物と推される。


■テレビ単営局[民間放送]
テレビ単営局には、JO□XJO□LJO□MJO□SJO□HJO□IJO□Y
割り当てられる。

例外:札幌テレビ放送は、テレビが先に開局した為、テレビはJOKX-TV、ラジオはJOWFと
なっており、支局コールサインも、網走以外ラ・テ別々になっている。


■短波ラジオ[民間放送]
JOZJOZ7が割り当てられている。

■コミュニティFM局
JOZZ○□□−FMとなる。○には数字(0〜9、直轄の電監の数字)が、□にはアルファベットが
順番に入る。

■NHK[地上波]
ラジオ第一放送・FM・総合テレビジョンにはJO□KJO□GJO□PJO□Qが割り当て
られ、
ラジオ第二放送・教育テレビジョンにはJO□BJO□CJO□DJO□Zが割り当て
られます。更に、
第一放送が「K」で終わる局には、第2放送用に「B」が与えられる
第一放送が「G」で終わる局には、第2放送用に「C」が与えられる
第一放送が「P」で終わる局には、第2放送用に「D」が与えられる
第一放送が「Q」で終わる局には、第2放送用に「Z」が与えられる
という法則性がある。

■放送大学
JOUD−FM、JOUD−TV。これは本来NHK第二・教育テレビに割り当てられる物であるが…。
どちらも教育目的だからなのだろうか。明確な理由は不明。

◆コールサインの後に付く記号
放送種類中波超短波テレビ
  -FM-TV
音声多重放送 -AFM-TAM
文字多重放送 -FCM-TCM
データ多重放送  -TDM

⇒現在は、テレビ・ラジオ文字放送を普及させる為、-FCM,-TCMの免許を持たなくても文字多重放送を行えるようになっている。
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